露の晴れ空2010/06/16

梅雨の間の晴れ空
雪の季節の晴れ空
冬寒の季節のうららかな日

自然はもともと非均一で、同じことで塗り固められることは少ない。季節も複雑で、梅雨に雨ばかりが振り続けることはない。わずかだが晴れの日もあるのが普通だ。統計的な平均値として季節がある。

こんな感覚は人々の心深く浸透していて、平均値の中の特異な日を特別な言葉をつけて大切にしてきた。

日本の気候は特に非均一だ。一色に染め上げない。かすれ模様や、一点の染みを愛でる文化基底をもっている。

多様性・・・・難しげな言葉が使われているが、非均一を愛でる事と考えたらわかりやすい。

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