【今日の歌】誰にも見せない絵描きさん ― 2021/01/03
【今日の歌】誰にも見せない絵描きさん
シャンソン
誰にも見せない絵描きさん
ひとりで歌う歌うたい
当選できない政治家さん
るんるる~ るんるん~
勲章もたない兵隊さん
星なんかつかない料理人
論文書かない学者さん
らんらら~ らんらん~
君達どこかの星なのか
何を食べて生きてるの
そこじゃあ寒くはないのかね
ふんふ〜ん ふふふんふん
僕もそんな仲間かな
できたとたんに忘れちゃう
詩人なのにだまってる
しゃんしゃしゃ〜ん しゃんしゃさん
星の下には大地があって
歌も言葉も、そこの下
仲間はみんな、わかってる
るんるる~ るんるん~
作詞 ジャン・ルダン
曲 ジュエル・サドニダン
訳詞 森谷昭一
秘密の図書館蔵書より
曲は三拍子でちんどん屋風な演奏です
シャンソン
誰にも見せない絵描きさん
ひとりで歌う歌うたい
当選できない政治家さん
るんるる~ るんるん~
勲章もたない兵隊さん
星なんかつかない料理人
論文書かない学者さん
らんらら~ らんらん~
君達どこかの星なのか
何を食べて生きてるの
そこじゃあ寒くはないのかね
ふんふ〜ん ふふふんふん
僕もそんな仲間かな
できたとたんに忘れちゃう
詩人なのにだまってる
しゃんしゃしゃ〜ん しゃんしゃさん
星の下には大地があって
歌も言葉も、そこの下
仲間はみんな、わかってる
るんるる~ るんるん~
作詞 ジャン・ルダン
曲 ジュエル・サドニダン
訳詞 森谷昭一
秘密の図書館蔵書より
曲は三拍子でちんどん屋風な演奏です
【今日の悪口】危ない危ない ― 2021/01/03
【今日の悪口】危ない危ない
文学に捕まると堕落する
いや、堕落した人間達が集まってくだをまいている
それが文学なのだ
堕落した人間どもは危険なので、
文学賞とか与えてうまく囲い込む
それが健全な人間達の防衛策なのだ
危ない危ない
文学者どもと囲い込み人達は、
古本屋て100円程度で罠をしかける
それで捕まってしまうと、一生下らん幻想に無駄に生きる
危ないものはたくさん仕掛けられていて
新聞とかチラシとかこんぴうたーとか言うものでひっかかる
芸術だ、宗教だ、政治だ、市民活動だ、正義の戦いだとか
年末年始・クリスマスとか一斉同期の狂気
危ない危ない・・
(蛇足)
あまり深い意味はありません。古本屋へ行ったら、ふと危険を感じたもので。そういえば、こんな詩があったけな・・・
試作とは自己に対する刑罰の執行である
とイプセンは言う
才能のない人間が自分も
人並みに才能があると信じて一生を棒にふる
これも考えようによれば
人生一遍の詩ではないか・・・・
詩集 思弁の窓 木村孝
堕落してしまうと、ここまで覚悟するのが恐ろしい・・・
文学に捕まると堕落する
いや、堕落した人間達が集まってくだをまいている
それが文学なのだ
堕落した人間どもは危険なので、
文学賞とか与えてうまく囲い込む
それが健全な人間達の防衛策なのだ
危ない危ない
文学者どもと囲い込み人達は、
古本屋て100円程度で罠をしかける
それで捕まってしまうと、一生下らん幻想に無駄に生きる
危ないものはたくさん仕掛けられていて
新聞とかチラシとかこんぴうたーとか言うものでひっかかる
芸術だ、宗教だ、政治だ、市民活動だ、正義の戦いだとか
年末年始・クリスマスとか一斉同期の狂気
危ない危ない・・
(蛇足)
あまり深い意味はありません。古本屋へ行ったら、ふと危険を感じたもので。そういえば、こんな詩があったけな・・・
試作とは自己に対する刑罰の執行である
とイプセンは言う
才能のない人間が自分も
人並みに才能があると信じて一生を棒にふる
これも考えようによれば
人生一遍の詩ではないか・・・・
詩集 思弁の窓 木村孝
堕落してしまうと、ここまで覚悟するのが恐ろしい・・・
【今日の思考訓練】偉人に学ぶシリーズ・安藤昌益 ― 2020/10/10
【今日の思考訓練】偉人に学ぶシリーズ・安藤昌益
なんだか横文字名の新職業が増殖しています。多くは自分でやらないで、人にアドバイスをする職業。古くは教師とか宗教家なんて職業です。最近はなんとかコンサルとかなんとかアドバイザーとかデザイナーとか言っています。
誰だったか、この世には二種類の仕事しかないと言っていました。自分で物を運ぶ職業と、運ぶものに運び先を指示する職業。要するに、直接物に力を加える職業と、動かす人に情報を与える職業です。これ、安藤昌益流に言えば、直耕する者と、不耕貪食の輩になるのでしょうか。
指示する職業・・要するに口だけの仕事は、さらに口だけの人にさらに指示されていきます。指示する人を指示する人を指示する・・・って、構造、今の社会組織を考えれば10段階程度あるのは普通です。
やがて、指示する人が、物を動かしているような錯覚に囚われて、どんどん偉いと思い込まされて、やがて権力と呼ばれる妄想が人々に行き渡りました。本当は実際に物を動かす人が、一致団結して物を動かさなくなる・・・要するにストライキとかやれば、そんな妄想はただちに消滅してしまうのですが。
そこら、うまく口先で騙して人に物を運ばせる、あるいは金をまきあげるには、「思想」や「概念」という言葉の塊をでっち上げれば良いのです。でっち上げられた思想・概念は無数にあり、まあ辞書にのっている言葉は半分はそんなもの。
例えば「美」・・・幽玄、わび・さび、モダニズム・・・こんな概念をくりだしていけば、芸術家とかデザイナー達は、職業安泰になるのです。
地獄・天国、悟り、罪、汚れ、悪魔・・・そんな概念を繰り出して、人々に植え付けていけば、宗教家という職業は安泰です。そも天国も地獄も、罪も汚れも悪魔も天使もいつの時代かの発明品。なかなか人々を支配するには、便利な道具でした。まあ、荒れた世の中調停する役割はあったにせよ。
日本思想史で一番の過激思想家、安藤昌益は、あらゆる言葉だけの職業を徹底攻撃しました。儒教や仏教の言説に人々が深く組み込まれていた時代に、よくも気がついた・・・まあおかげで、近代まで埋もれた思想家でしたが。
言葉だけの職業、自ら物を運ばず畑を耕さない輩を減らすにはどうしたら良いか。世の中の寄生物、税金の無駄遣いの根源なんですから・・。
そんな事企てると、かっての共産主義とか、紅衛兵の文化大革命・・・みたいな過激行動になってしまいますが。ここら、安藤昌益は過激だけど、医者として実務的な科学思想も持ち合わせていたので、実際行動としては、ちゃんと農業をやれ、そして家族を大事にしろ・・国際家族農業年のキャッチフレーズになりそうなことを弟子に説いていました。
思考の形として、安藤昌益先生に学ぶとすれば、「疑う」という哲学の基本原理です。権威や思想にはまるな、その外に出よ。そして物に直接関われ・・・働く者の世の中にせよ・・って事になります。
働く者の世の中にせよ・・って事で、権威否定した、共産主義と民主主義も、すぐに、言葉支配構造にはまってしまって、言葉で言葉を否定するだけの政治構造を作ってしまたのは、近代の社会主義国家や、日本の野党勢力も同じ。否定の否定が否定になっていない、同じく迷妄つくりの不講貪食の輩になっているのは可笑しいくらいです。
ここらをさらに解明するには、次に紹介するヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論の助けを借りないといけないのでしょうか。直接働く者を指示して、それを指示して、さらに指示する、そういう複雑な構造をつくるのは言葉の性質。言葉のゲーム構造なのですが、これは、また次回に解説。
物を動かす人と、それを指示する人に分裂しない世の中・・自然世と言いますが、それにするには、要するに物を動かす人が自ら考えて指示されないで動けるように頭を使えば良いだけです。そうすれば、余計な政治やらデザイナーやら学者やらに惑わされず、働く者の世の中が訪れる・・・ちゅう事になるわけです。
てなわけで、こんな人を惑わす怪しい言葉を組み立てていないで、本日は、イネの脱穀に畑にいってきます。晴れたので、良く乾燥していると良いのだけど。
安藤昌益の弟子
次はヴィトゲンシュタインです。
安藤昌益をまだ知らない方の入門は、こちらからどうぞ。
用語集 – 安藤昌益資料館
http://shoeki.org/wp2/dup/安藤昌益とは/用語集/
なんだか横文字名の新職業が増殖しています。多くは自分でやらないで、人にアドバイスをする職業。古くは教師とか宗教家なんて職業です。最近はなんとかコンサルとかなんとかアドバイザーとかデザイナーとか言っています。
誰だったか、この世には二種類の仕事しかないと言っていました。自分で物を運ぶ職業と、運ぶものに運び先を指示する職業。要するに、直接物に力を加える職業と、動かす人に情報を与える職業です。これ、安藤昌益流に言えば、直耕する者と、不耕貪食の輩になるのでしょうか。
指示する職業・・要するに口だけの仕事は、さらに口だけの人にさらに指示されていきます。指示する人を指示する人を指示する・・・って、構造、今の社会組織を考えれば10段階程度あるのは普通です。
やがて、指示する人が、物を動かしているような錯覚に囚われて、どんどん偉いと思い込まされて、やがて権力と呼ばれる妄想が人々に行き渡りました。本当は実際に物を動かす人が、一致団結して物を動かさなくなる・・・要するにストライキとかやれば、そんな妄想はただちに消滅してしまうのですが。
そこら、うまく口先で騙して人に物を運ばせる、あるいは金をまきあげるには、「思想」や「概念」という言葉の塊をでっち上げれば良いのです。でっち上げられた思想・概念は無数にあり、まあ辞書にのっている言葉は半分はそんなもの。
例えば「美」・・・幽玄、わび・さび、モダニズム・・・こんな概念をくりだしていけば、芸術家とかデザイナー達は、職業安泰になるのです。
地獄・天国、悟り、罪、汚れ、悪魔・・・そんな概念を繰り出して、人々に植え付けていけば、宗教家という職業は安泰です。そも天国も地獄も、罪も汚れも悪魔も天使もいつの時代かの発明品。なかなか人々を支配するには、便利な道具でした。まあ、荒れた世の中調停する役割はあったにせよ。
日本思想史で一番の過激思想家、安藤昌益は、あらゆる言葉だけの職業を徹底攻撃しました。儒教や仏教の言説に人々が深く組み込まれていた時代に、よくも気がついた・・・まあおかげで、近代まで埋もれた思想家でしたが。
言葉だけの職業、自ら物を運ばず畑を耕さない輩を減らすにはどうしたら良いか。世の中の寄生物、税金の無駄遣いの根源なんですから・・。
そんな事企てると、かっての共産主義とか、紅衛兵の文化大革命・・・みたいな過激行動になってしまいますが。ここら、安藤昌益は過激だけど、医者として実務的な科学思想も持ち合わせていたので、実際行動としては、ちゃんと農業をやれ、そして家族を大事にしろ・・国際家族農業年のキャッチフレーズになりそうなことを弟子に説いていました。
思考の形として、安藤昌益先生に学ぶとすれば、「疑う」という哲学の基本原理です。権威や思想にはまるな、その外に出よ。そして物に直接関われ・・・働く者の世の中にせよ・・って事になります。
働く者の世の中にせよ・・って事で、権威否定した、共産主義と民主主義も、すぐに、言葉支配構造にはまってしまって、言葉で言葉を否定するだけの政治構造を作ってしまたのは、近代の社会主義国家や、日本の野党勢力も同じ。否定の否定が否定になっていない、同じく迷妄つくりの不講貪食の輩になっているのは可笑しいくらいです。
ここらをさらに解明するには、次に紹介するヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論の助けを借りないといけないのでしょうか。直接働く者を指示して、それを指示して、さらに指示する、そういう複雑な構造をつくるのは言葉の性質。言葉のゲーム構造なのですが、これは、また次回に解説。
物を動かす人と、それを指示する人に分裂しない世の中・・自然世と言いますが、それにするには、要するに物を動かす人が自ら考えて指示されないで動けるように頭を使えば良いだけです。そうすれば、余計な政治やらデザイナーやら学者やらに惑わされず、働く者の世の中が訪れる・・・ちゅう事になるわけです。
てなわけで、こんな人を惑わす怪しい言葉を組み立てていないで、本日は、イネの脱穀に畑にいってきます。晴れたので、良く乾燥していると良いのだけど。
安藤昌益の弟子
次はヴィトゲンシュタインです。
安藤昌益をまだ知らない方の入門は、こちらからどうぞ。
用語集 – 安藤昌益資料館
http://shoeki.org/wp2/dup/安藤昌益とは/用語集/
【今日の思考訓練】偉人に学ぶシリーズ・安藤昌益 ― 2020/10/10
【今日の思考訓練】偉人に学ぶシリーズ・安藤昌益
なんだか横文字名の新職業が増殖しています。多くは自分でやらないで、人にアドバイスをする職業。古くは教師とか宗教家なんて職業です。最近はなんとかコンサルとかなんとかアドバイザーとかデザイナーとか言っています。
誰だったか、この世には二種類の仕事しかないと言っていました。自分で物を運ぶ職業と、運ぶものに運び先を指示する職業。要するに、直接物に力を加える職業と、動かす人に情報を与える職業です。これ、安藤昌益流に言えば、直耕する者と、不耕貪食の輩になるのでしょうか。
指示する職業・・要するに口だけの仕事は、さらに口だけの人にさらに指示されていきます。指示する人を指示する人を指示する・・・って、構造、今の社会組織を考えれば10段階程度あるのは普通です。
やがて、指示する人が、物を動かしているような錯覚に囚われて、どんどん偉いと思い込まされて、やがて権力と呼ばれる妄想が人々に行き渡りました。本当は実際に物を動かす人が、一致団結して物を動かさなくなる・・・要するにストライキとかやれば、そんな妄想はただちに消滅してしまうのですが。
そこら、うまく口先で騙して人に物を運ばせる、あるいは金をまきあげるには、「思想」や「概念」という言葉の塊をでっち上げれば良いのです。でっち上げられた思想・概念は無数にあり、まあ辞書にのっている言葉は半分はそんなもの。
例えば「美」・・・幽玄、わび・さび、モダニズム・・・こんな概念をくりだしていけば、芸術家とかデザイナー達は、職業安泰になるのです。
地獄・天国、悟り、罪、汚れ、悪魔・・・そんな概念を繰り出して、人々に植え付けていけば、宗教家という職業は安泰です。そも天国も地獄も、罪も汚れも悪魔も天使もいつの時代かの発明品。なかなか人々を支配するには、便利な道具でした。まあ、荒れた世の中調停する役割はあったにせよ。
日本思想史で一番の過激思想家、安藤昌益は、あらゆる言葉だけの職業を徹底攻撃しました。儒教や仏教の言説に人々が深く組み込まれていた時代に、よくも気がついた・・・まあおかげで、近代まで埋もれた思想家でしたが。
言葉だけの職業、自ら物を運ばず畑を耕さない輩を減らすにはどうしたら良いか。世の中の寄生物、税金の無駄遣いの根源なんですから・・。
そんな事企てると、かっての共産主義とか、紅衛兵の文化大革命・・・みたいな過激行動になってしまいますが。ここら、安藤昌益は過激だけど、医者として実務的な科学思想も持ち合わせていたので、実際行動としては、ちゃんと農業をやれ、そして家族を大事にしろ・・国際家族農業年のキャッチフレーズになりそうなことを弟子に説いていました。
思考の形として、安藤昌益先生に学ぶとすれば、「疑う」という哲学の基本原理です。権威や思想にはまるな、その外に出よ。そして物に直接関われ・・・働く者の世の中にせよ・・って事になります。
働く者の世の中にせよ・・って事で、権威否定した、共産主義と民主主義も、すぐに、言葉支配構造にはまってしまって、言葉で言葉を否定するだけの政治構造を作ってしまたのは、近代の社会主義国家や、日本の野党勢力も同じ。否定の否定が否定になっていない、同じく迷妄つくりの不講貪食の輩になっているのは可笑しいくらいです。
ここらをさらに解明するには、次に紹介するヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論の助けを借りないといけないのでしょうか。直接働く者を指示して、それを指示して、さらに指示する、そういう複雑な構造をつくるのは言葉の性質。言葉のゲーム構造なのですが、これは、また次回に解説。
物を動かす人と、それを指示する人に分裂しない世の中・・自然世と言いますが、それにするには、要するに物を動かす人が自ら考えて指示されないで動けるように頭を使えば良いだけです。そうすれば、余計な政治やらデザイナーやら学者やらに惑わされず、働く者の世の中が訪れる・・・ちゅう事になるわけです。
てなわけで、こんな人を惑わす怪しい言葉を組み立てていないで、本日は、イネの脱穀に畑にいってきます。晴れたので、良く乾燥していると良いのだけど。
安藤昌益の弟子
次はヴィトゲンシュタインです。
安藤昌益をまだ知らない方の入門は、こちらからどうぞ。
用語集 – 安藤昌益資料館
なんだか横文字名の新職業が増殖しています。多くは自分でやらないで、人にアドバイスをする職業。古くは教師とか宗教家なんて職業です。最近はなんとかコンサルとかなんとかアドバイザーとかデザイナーとか言っています。
誰だったか、この世には二種類の仕事しかないと言っていました。自分で物を運ぶ職業と、運ぶものに運び先を指示する職業。要するに、直接物に力を加える職業と、動かす人に情報を与える職業です。これ、安藤昌益流に言えば、直耕する者と、不耕貪食の輩になるのでしょうか。
指示する職業・・要するに口だけの仕事は、さらに口だけの人にさらに指示されていきます。指示する人を指示する人を指示する・・・って、構造、今の社会組織を考えれば10段階程度あるのは普通です。
やがて、指示する人が、物を動かしているような錯覚に囚われて、どんどん偉いと思い込まされて、やがて権力と呼ばれる妄想が人々に行き渡りました。本当は実際に物を動かす人が、一致団結して物を動かさなくなる・・・要するにストライキとかやれば、そんな妄想はただちに消滅してしまうのですが。
そこら、うまく口先で騙して人に物を運ばせる、あるいは金をまきあげるには、「思想」や「概念」という言葉の塊をでっち上げれば良いのです。でっち上げられた思想・概念は無数にあり、まあ辞書にのっている言葉は半分はそんなもの。
例えば「美」・・・幽玄、わび・さび、モダニズム・・・こんな概念をくりだしていけば、芸術家とかデザイナー達は、職業安泰になるのです。
地獄・天国、悟り、罪、汚れ、悪魔・・・そんな概念を繰り出して、人々に植え付けていけば、宗教家という職業は安泰です。そも天国も地獄も、罪も汚れも悪魔も天使もいつの時代かの発明品。なかなか人々を支配するには、便利な道具でした。まあ、荒れた世の中調停する役割はあったにせよ。
日本思想史で一番の過激思想家、安藤昌益は、あらゆる言葉だけの職業を徹底攻撃しました。儒教や仏教の言説に人々が深く組み込まれていた時代に、よくも気がついた・・・まあおかげで、近代まで埋もれた思想家でしたが。
言葉だけの職業、自ら物を運ばず畑を耕さない輩を減らすにはどうしたら良いか。世の中の寄生物、税金の無駄遣いの根源なんですから・・。
そんな事企てると、かっての共産主義とか、紅衛兵の文化大革命・・・みたいな過激行動になってしまいますが。ここら、安藤昌益は過激だけど、医者として実務的な科学思想も持ち合わせていたので、実際行動としては、ちゃんと農業をやれ、そして家族を大事にしろ・・国際家族農業年のキャッチフレーズになりそうなことを弟子に説いていました。
思考の形として、安藤昌益先生に学ぶとすれば、「疑う」という哲学の基本原理です。権威や思想にはまるな、その外に出よ。そして物に直接関われ・・・働く者の世の中にせよ・・って事になります。
働く者の世の中にせよ・・って事で、権威否定した、共産主義と民主主義も、すぐに、言葉支配構造にはまってしまって、言葉で言葉を否定するだけの政治構造を作ってしまたのは、近代の社会主義国家や、日本の野党勢力も同じ。否定の否定が否定になっていない、同じく迷妄つくりの不講貪食の輩になっているのは可笑しいくらいです。
ここらをさらに解明するには、次に紹介するヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論の助けを借りないといけないのでしょうか。直接働く者を指示して、それを指示して、さらに指示する、そういう複雑な構造をつくるのは言葉の性質。言葉のゲーム構造なのですが、これは、また次回に解説。
物を動かす人と、それを指示する人に分裂しない世の中・・自然世と言いますが、それにするには、要するに物を動かす人が自ら考えて指示されないで動けるように頭を使えば良いだけです。そうすれば、余計な政治やらデザイナーやら学者やらに惑わされず、働く者の世の中が訪れる・・・ちゅう事になるわけです。
てなわけで、こんな人を惑わす怪しい言葉を組み立てていないで、本日は、イネの脱穀に畑にいってきます。晴れたので、良く乾燥していると良いのだけど。
安藤昌益の弟子
次はヴィトゲンシュタインです。
安藤昌益をまだ知らない方の入門は、こちらからどうぞ。
用語集 – 安藤昌益資料館
【今日の思考訓練】偉人に学ぶシリーズ・親鸞 ― 2020/10/10
【今日の思考訓練】偉人に学ぶシリーズ・親鸞
.
道にゴミを散らかす人を非難する善人
差別的な言葉の政治家を非難する善人
ゴミを散らかす人も、差別的な言葉を散りばめる政治家も、何も悪くはない。彼らこそ、被害者で一番の弱者なのだ。
彼らを非難する人こそ、一番の悪人。世の中を悪くする根源の善人。善人達は自分が正しいと信じている。善人らのつくる「常識」「正常」「正義」が、しらないうちに悪のセットを作り、弱い者がとりこまれる。
彼らは弱く、考える事もできないし、人に操られるだけだ。それを操る「正常と言う狂気」の中にいることを、善人達は自己認識できない。
小さな悪事、小さな虚言を繰り出す人さえも、強く広く包み込んで、黙ってゴミを拾い続け、常に絶対平等の世界の言葉で人に対する・・・
それだけで良いのだ。誰も人を非難などできない。彼らこそ、やがてこの世で、悟る人なのだ。善人はこの世では悟れない
善人なおもて往生す・・いわんや・・・
親鸞の弟子
.
道にゴミを散らかす人を非難する善人
差別的な言葉の政治家を非難する善人
ゴミを散らかす人も、差別的な言葉を散りばめる政治家も、何も悪くはない。彼らこそ、被害者で一番の弱者なのだ。
彼らを非難する人こそ、一番の悪人。世の中を悪くする根源の善人。善人達は自分が正しいと信じている。善人らのつくる「常識」「正常」「正義」が、しらないうちに悪のセットを作り、弱い者がとりこまれる。
彼らは弱く、考える事もできないし、人に操られるだけだ。それを操る「正常と言う狂気」の中にいることを、善人達は自己認識できない。
小さな悪事、小さな虚言を繰り出す人さえも、強く広く包み込んで、黙ってゴミを拾い続け、常に絶対平等の世界の言葉で人に対する・・・
それだけで良いのだ。誰も人を非難などできない。彼らこそ、やがてこの世で、悟る人なのだ。善人はこの世では悟れない
善人なおもて往生す・・いわんや・・・
親鸞の弟子
【今日の悪口】自分より・・・ ― 2020/10/10
【今日の悪口】自分より・・・
自分と少しでも違う人を敵とよぶ
自分 のためになる人を仲間とよぶ
自分の進む方向にいる人を悪人とよぶ
自分の理解の範囲にいる人を正常とする
自分より優れた人は視界に入らない
自分の言う事をきく人を友という
自分より高い世界にいる人を狂人とよぶ
自分より弱く、低く、劣る、逆らわない人を愛する
・・・とかく、この世は住みにくい・・・・
すべて心を捨てた時、少し、人が見えてくる・・・。
龍神飛翔より・・・
自分と少しでも違う人を敵とよぶ
自分 のためになる人を仲間とよぶ
自分の進む方向にいる人を悪人とよぶ
自分の理解の範囲にいる人を正常とする
自分より優れた人は視界に入らない
自分の言う事をきく人を友という
自分より高い世界にいる人を狂人とよぶ
自分より弱く、低く、劣る、逆らわない人を愛する
・・・とかく、この世は住みにくい・・・・
すべて心を捨てた時、少し、人が見えてくる・・・。
龍神飛翔より・・・
【今日の指針】 ひとみと手を結ぶもの ― 2019/07/14
【今日の指針】 ひとみと手を結ぶもの
それじゃあ、まだ、半分だよ。
絶望の先に紡ぐ
ひとみと手を結ぶ糸
(蛇足)
まっとうな世の中・・理想の国・・そんなことを叫んだり、心の完成や、さとりの世界を説いたりする。
それは確かに全面的に正しいよ。でも、それじゃ、まだ半分。正確な現実分析能力があれば、それは確実に叶わぬ事だと分かる筈。
それじゃあ、まだ、半分なんだよ。
確実に叶わぬ絶望に佇んで
そこで、紡ぎ上げるかすかな糸
絶望と理想を結ぶ糸
理想と悪を結ぶ糸
迷妄とさとりを結ぶ糸
糸を紡ぐ手
誰かが言っていたな
手とこころを結ぶものが怠けていたので
願いは聞き届けられなかった
まだ半分 ・・・ もう少し先があるみたいだね。
それじゃあ、まだ、半分だよ。
絶望の先に紡ぐ
ひとみと手を結ぶ糸
(蛇足)
まっとうな世の中・・理想の国・・そんなことを叫んだり、心の完成や、さとりの世界を説いたりする。
それは確かに全面的に正しいよ。でも、それじゃ、まだ半分。正確な現実分析能力があれば、それは確実に叶わぬ事だと分かる筈。
それじゃあ、まだ、半分なんだよ。
確実に叶わぬ絶望に佇んで
そこで、紡ぎ上げるかすかな糸
絶望と理想を結ぶ糸
理想と悪を結ぶ糸
迷妄とさとりを結ぶ糸
糸を紡ぐ手
誰かが言っていたな
手とこころを結ぶものが怠けていたので
願いは聞き届けられなかった
まだ半分 ・・・ もう少し先があるみたいだね。
【今日の物語】あかねちゃんの答え ― 2019/07/14
【今日の物語】あかねちゃんの答え
あかねちゃん は 聞くと「どっちでもいい」って答えます。
パンとご飯とどっちが良い? とか聞かれても「どっちでもいい」と言って、なんても喜んで食べます。
どこへいきたい ?
どこでもいい。
人生の目的のような大切な事を聞いても
どっちでも良い です。
なんだか、おとなしいので、みんなから空気みたいだと思われています。
でも、時々「駄目」ってきっぱりと言うこともあって、みんなを驚かせます。
川遊びにいくかどうか聞かれた時がそうでした。
やがて雨が強くふって、川は大変になりました。
ぼっとしたのんびり屋なのか、とても賢いのか確かめたくて、意地悪に質問してみました。
どうして、なんでもいいってばかり言うのかな?
答えは、「おとうさんから言われたから。」・・・でした。
おとうさんは哲学者で、人と話すときは
駄目 やる どっちでもよい
のみっつの言葉だけ使えばよい。あとは、そのどれかを使うか考えていれば良い。
と言われたのだそうです。ふうんと思って、それからずっとあかねちゃんはそうなのだそうです。
それを聞いて以来、自分も、そうすることにしました。そして、あかねちゃんが「やる」って言ってくれる事は何かずっと考えています。
あかねちゃんはめちゃ頭が良いので、一緒にやってくれるとすごいのです。
でも、大抵は どっちでもよい ばかりです。
あかねちゃん は 聞くと「どっちでもいい」って答えます。
パンとご飯とどっちが良い? とか聞かれても「どっちでもいい」と言って、なんても喜んで食べます。
どこへいきたい ?
どこでもいい。
人生の目的のような大切な事を聞いても
どっちでも良い です。
なんだか、おとなしいので、みんなから空気みたいだと思われています。
でも、時々「駄目」ってきっぱりと言うこともあって、みんなを驚かせます。
川遊びにいくかどうか聞かれた時がそうでした。
やがて雨が強くふって、川は大変になりました。
ぼっとしたのんびり屋なのか、とても賢いのか確かめたくて、意地悪に質問してみました。
どうして、なんでもいいってばかり言うのかな?
答えは、「おとうさんから言われたから。」・・・でした。
おとうさんは哲学者で、人と話すときは
駄目 やる どっちでもよい
のみっつの言葉だけ使えばよい。あとは、そのどれかを使うか考えていれば良い。
と言われたのだそうです。ふうんと思って、それからずっとあかねちゃんはそうなのだそうです。
それを聞いて以来、自分も、そうすることにしました。そして、あかねちゃんが「やる」って言ってくれる事は何かずっと考えています。
あかねちゃんはめちゃ頭が良いので、一緒にやってくれるとすごいのです。
でも、大抵は どっちでもよい ばかりです。
最近のコメント