【7月のご挨拶】なだらかに変わるもの・突然かわるもの2013/07/08

【7月のご挨拶】なだらかに変わるもの・突然かわるもの

 7月のいつの日に 急に夏になるのか・・・梅雨から夏に

 春は少しずつやってきます。雪の中に春のきざしをみつけながらも、ちょっとずつ春に近づきます。特に日本では。

 でも、夏は。 突然ある日、ある朝、夏になる。いきなりの青空とくっきり雲、そして風。 夏はきっぱり、くっきりやってきます。7月の頁をめくると、その日がいつかと想います。

地球上の現象には、すこしずつ、ゆっくり変わっていくことと、いきなりくっきり変わることがあります。どちらも地球の回転・・きわめて安定した礎の上の現象です。

でも、大気の性質、大地の起伏、生き物の化学特性・・そんなものから変化曲線が表象されるのでしょうか。

世の変化もきっと、確実に回ってく礎の上で、ゆっくり変わるものと、くっきり変わるものが表象されるのでしょう。

確実な動きをいつも覚えて、急にくる季節をみつけたいですね。

(蛇足) いつも月の最初の日に書く、季節の挨拶ですが、こんな日になってしまいました。季節の挨拶は、文学と科学をつなぐという課題を設けて書いています。また来月・・。