諦めるなら最初に2014/01/02

【今日の言葉】諦めるなら最初に

 諦めるなら早いうち、できたら始める前にしたら良い。

(蛇足)

Never give up ! とか言って、粘り強く生きるのも、それは良い事。でも、妙な思想の罠に捕まったりしていたら、諦めが遅いのは人生の無駄だったり、人の迷惑だったり、危害となる。

何か障碍があるなら、とっとと諦めて別の方面に向かうのも選択のひとつ。特に邪魔者、反対者が障害となるなら、それはその人に任せて、とっとと撤退・・

何の障害も、反対者もなく ひとりどんどん進む分野ってある。誰も相手にしない荒野の開拓みたいな事は諦める必用はない。それこそ、天職・・・神の与えた仕事なのかも知れない。

誰も手に付けない分野でのびのびと仕事しよう・・・気がないと言われる世代もそんな事考えているのかも知れない。

【今日の言葉】任せる2014/01/02

【今日の言葉】任せる

任せる・・という事をしなければ、何もできないのは明白だ。自分の体さえ、歩くのは足に任せている。心臓や自律神経や免疫系にたくさんの事をまかせて、自分はいきている。自分のやれる事はほんの僅かだ。

(蛇足)例えばピアノを弾くにも、細かい所は指に任せて、うた・・は呼吸に任せて、自分は指揮者の役割をして全身を動かしています。 任せきりだと時々間違える事もありますがね・・・

【今日のことば】思想と学問2014/01/04

【今日の言葉】思想と学問

 好き、嫌い・・を外せば学問になる。好き、嫌い・・のうちは思想。

(蛇足)

右翼・左翼とか、なんとか主義ってのは「良い・悪い」ではなく、「好き・嫌い」の問題。 好き・嫌いを外して 正しい・間違い の結論を目指すのが学問。学者は嫌いなものも、好きなものも研究するものです。

【今日の言葉】 何事も消えるためにやれば良い2014/01/09

【今日の言葉】 何事も消えるためにやれば良い

 何事も、消えるために、やれば良い・・。

(蛇足) 連携 協働 支援 ・・・いろいろ流行の用語があるね。・・・とは何かなんて議論ばかりしたりして。でも、どんなものも、その概念が消えていくように行動するのが正しいんだ。 

連携なんて、もともと離れているから繋がらないといけない・・だから、連携なんかしないでも良いように職務分野を埋め尽くしていけば良い。埋まって充実したら連携なんてなくなる。

支援なんて、支援と被支援者の区別があるから支援が成り立つ。その間がうまり平等になれば、そんな概念はなくなり普通の生活だけがある。

良くかんがえてみれば、法だって国家だって、目的を果たせばなくなっていくもの。

芸術をなくしていくための芸術
言葉をなくしていくための言葉
教育をなくしていくための教育

さて、何をなくすようにしようかな・・・

【今日の言葉】 いったん、下手になるものさ・・・2014/01/22

【今日の言葉】 いったん、下手になるものさ・・・

 いったん、下手になるものさ・・・進歩の証なんだよ・・。

(蛇足)

 楽器の練習なんかしていると、一度完璧に出来た事が、いったん失敗ばかりするようになる事があります。こらえて、練習続けると、今度は本当に間違えなくなります。他の分野でも同じです。知恵熱とでも言うのでしょうか。進歩の途中で必ず後退があるものです。

 いろいろ理由は考えられるけど、下手になるのはさらに新しい事を学んだあとに後退がある事があります。四拍子の練習して完璧になった後に、三拍子とか習うと、脳がそれとの比較で混乱するのです。慣れた頭に新規の学者が混乱を与えるのです。

そこで、より大きな「大きな事の中で、今はこうなんだ」との脳の回路がつくられて、古いものも新しいものも習得して、必用に応じて切り替えができるようになるのです。

歳をとって、記憶が衰えるように見えるのは脳神経の減少もありますが、それと共に知識が増えたので、その中から選び出す力がより必用になるからだとも言えます。

その他、心に「疑い」が生じる事も一度下手になる理由のひとつです。疑いは、より深い理解への必需品ですので、下手になった時に、よくよく初めに戻り再度見直す事も先に進む重要な手段です。

ここらの、発達心理学、発達教育学・・個人の学習にも、社会集団単位の意識発達にも心得ておくべき事なのでしょう。

下手になった時に、やめる事が多いのでしょうが、先に進んでいる証として歓迎すべき事なのでしょう。

【知識単位学】 考察域 参照域・・思考の大きさ2014/01/23

知識単位学】 考察域 参照域・・思考の大きさ

 人について「器が大きい」とか「視野が広い」とかの評価があります。大きな人物、小さな人物と言うものはあるものです。個々人のもつこの「大きさ」をより緻密にある程度定量化できないか試みるのも知識単位学の目指す事のひとつです。

ある行動を決定しようとする時に、その影響がどこまでおよぶか考察するものです。その考察の範囲を「考察域」とよんでみます。ゴミを捨てると言う行為は、外部に影響を与えますが、その時に自己の身体周辺のみの考察だけで決定するのは乳児期の子供です。周辺家族の中での影響、家庭、町内、市内への影響と、成長するに従い、考察域は大きくなり、環境について学べば、自分のゴミを捨てる行為と太平洋への影響との関係について考察できるようになります。

考察域は、地理的広がりだけでなく、時間的広がりの座標も持ちます。明日の事を考えられない時があれば、時間的考察域が小さい事になります。百年の計、千年の物語を考えるとなれば、より考察域が広がります。

考察域が広いばかりでは、夢想家あるいは大風呂敷と評されるようで、行動や改良に結びつかない場合もあります。それは別の考察の緻密さ・・「考察濃度」とでも言えうる別の指標が必用かもしれません。それをも考え合わせた、考察の範囲と行動の精密さを総合した力が「人の大きさ」と言われる知識単位になるのかも知れません。よく言われる「大胆にして緻密」のような人物像です。

考察域は、個人の思考だけでなく、組織集団や学問分野についても想定できます。「港湾工学や河川工学の考察域は、生態学の考察域よりは狭い・・・」そんな言い方で学問そのものを評価する事もできます。同様に、行政組織や企業についても「国際企業などは短期での会計単位、利潤への考察範囲が狭いので、伝統小企業の長期利潤単位にくらべて考察範囲が狭く持続可能性か少ない・・」といった分析手法につながります。

考察範囲は情報収集能力や意見集約能力などの下位の知識単位に分析する事が可能です。一点に様々な情報を集約する能力なので、情報を集積して分析して統合する複雑な過程がふくまれます。

政治家や経営者などのを考察域から評価する事も有益です。人の大器の程度、考えの広さを測る指標なのですが、印象だけで評価するのではなく、的確な指標がないかと地域単位学では考えます。

考察域に似た指標として、参照域、引用域、知識統合域などの「域」を設定する事もできます。

よりよい決定は、より広く情報をあつめ、より深く影響を考える事によりなされますので、考察域の広い個人をつくる教育、考察域を組織としていかに広くできるかなどが実践課題となります。

おむすび と おにぎり の違い2014/01/27

おむすび おにぎり
おにぎり と おむすび の違いは何か。故事来歴は別にして、文字通り作ってみたらどうなるか・・・・

お握り・・・握るのは簡単にできた。 お結び・・・結ぶのはなかなか困難だった。出回っているのは お握り なのだ。