凄い2011/09/16

今日の詩

 「凄い」

  凄い
  凄い
  凄い

 なんだか分からないけど
  凄い

 凄い
 凄い
 凄い

 どこだか分からないけど
  凄い

 凄い
 凄い
 凄い

どうしてだか分からないけど
凄い

 凄い
 凄い
 凄い

 どの位か分からないけど
  凄い

 凄い、凄い、凄い、凄い、凄い、凄い、凄い、
 凄い、凄い、凄い、凄い、凄い、凄い、凄い、
 凄い、凄い、凄い、凄い、凄い、凄い、凄い、
 凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い
 凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い

 凄い位凄い
 凄いところが凄い
 凄く凄く凄い・・・
 凄いが凄い

 凄く凄い・・・

編集長の蛇足

 良い文章を書くには、形容詞や副詞を使わないで書くと良い・・と言います。

人を動かすのは、何と言っても事実。いつ、どこで、誰が、どの程度・・それを実態にもとづいた資料をもとに書くのが役に立つ文章。

感動させる・・・それはどうも、良い文章の理念とは違うようです。名詞や動詞は使わないで、「凄い」とか「美しい」とか「とても」とか「真の」とか、修飾語の方が感情に訴えるようです。

その人の書く文章の 「名詞・動詞」対「形容詞・副詞」 の比率を計算したら、「事実度指数」あるいは「空虚度指数」が計測できるかも知れません。

事実度指数の低い人には、余り近づかない方が良いかも知れません。


蛇足の爪の垢

 この文章の事実度指数はかなり低くて、あまり読んでも役にたたない種類のものです・・・・