積分的恋愛2012/01/19

 過去記事の再掲です。少し修正してあります。            
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  今日の名言 積分的恋愛
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   本日は、ちょっと映画や小説から抜き出した言葉です。

───その1──────────────────

A 恋や愛なんてものは、一ヶ月と続かない。みんな終わっていくものさ。

B でも、何十年も連れ添う仲の良い夫婦とかもいるよ。

A ああ、そういうのは、同じ人に何度も繰り返し恋をしているのさ。

               映画 「三丁目の恋人達」より

なんだか、ちょっと強弁ですが、ふと言ってしまった意外な真実でしょうか。このような思考を「積分的思考」と言います。瞬間が積み重ねられて、永遠につながる・・・
 しかし、生涯の恋を成就するには、毎度プレゼントしたり、旅行にいったり、家族イベントを催したり、いろいろ積分的恋愛も大変ですね。


───その2──────────────────

和尚  自分の事ばかりしていで、少しは、人のためになる事をしたらどうなんた。

平太  自分も人なんじゃない。
    和尚は自分と他人を区別しちゃ、いけないって言ったじゃないか。

         映画「くぬぎ村の地蔵堂」より

 人の単純さは、深い真実に達している時があります。「自他は同一の項の、二項である。」という言葉がありました。だいたい、「自力 対 他力」、「自己愛 対 自己犠牲」・・といった論争を突き詰めると、大抵は煮詰まってしまい、わけの分からない理屈になっていきます。多分根底から、論の立て方が間違いで、無用な二分法をしている場合がほとんどです。 


───その2の続きの3──────────────────


  石はころげて、溝に落ち、
  地球はころげて、太陽を回る。

             小説「平賀源内の住んだ村」より

上の「その2」の解答編です。自力 対 他力 とか、「人間の生きる目的は・・?」なんて論争に対する答えなんだそうです。なんだか分かりません。余計な事考えないで、なるようになれって事でしょうか。 ? ? ?・・・・ です